板金加工の依頼・オーダーメイドならTaiga

板金加工とは？

板金加工とは、金属の薄い板を切ったり、曲げたり、穴を開けたり、繋げたりして、様々な形を作る加工のことです。以下のように、私たちの身の回りにある製品の多くに、板金加工が使われています。

・家電製品：冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど
・事務機器：コピー機、FAX、パソコンなど
・自動車：ボディ、バンパー、マフラーなど
・建築物：外壁、屋根、ドアなど

板金加工は、複雑な形状の製品の製作ができる点や量産性に優れている点、強度と耐久性に優れている点、軽量化が可能な点など様々な特徴を有しています。様々な産業分野で欠かせない技術です。

板金加工のメリット

強度が高い

板金加工では、金属材料を塑性変形させることで、材料本来の強度を維持または向上させることができます。

軽量化ができる

板金加工では、薄い金属板を使用するため、製品を軽量化することができます。

デザインの自由度が高い

板金加工は、切断、曲げ、溶接など、様々な加工方法を組み合わせることで、複雑な形状の製品を製作することができます。

量産性が高い

板金加工は、金型や治具を使用することで、同じ形状の製品を効率的に大量生産することができます。

板金加工の工程

1
設計・図面編集
まず、どのような製品・部品を作るのかを決定し、設計図を作成します。図面の作成・編集はTaiga上で行うことができます。訂正したい箇所や確認をしたい箇所など、ペン・ハイライト・タイピング・チャット機能を用いてみんなで同時に2D図面を編集することができます。
2
切断加工
設計図に基づいて、板材を必要な大きさに切断します。切断には、レーザー加工機、シャーリングマシン、プラズマ切断機、ウォータージェット切断機など、様々な方法を用います。あらゆる切断加工に対応している点もTaigaの特長です。
3
曲げ加工
プレスブレーキなどを用いて、板材を曲げ、目的の形状に成形します。曲げ加工では、角度、曲げ半径、精度などが重要です。
4
穴あけ加工
ドリルやパンチングマシンなどを用いて、板材に穴を開けます。穴の大きさ、位置、形状は、設計図に基づきます。
5
溶接加工
複数の板材を溶接して接合します。溶接には、アーク溶接、スポット溶接、レーザー溶接など、様々な方法があり、Taigaではすべてに対応しています。溶接の強度や仕上がりは、製品の品質に大きく影響するため、熟練した技術が必要です。
6
仕上げ
バリ取り、表面処理、塗装などを施して、製品や部品の外観を美しく仕上げます。表面処理には、メッキ、塗装、アルマイト処理などがあり、製品の用途や要求に応じて適切な処理が選択されます。
7
組み立て
複数の部品を組み合わせて、最終的な製品を完成させます。
8
検査・完成
完成した製品は、寸法、形状、外観、強度などを検査し、品質基準を満たしていることを確認します。これらの工程を経て、板金加工品は完成です。
9
ワンクリックで再加工（再購入）
開発した部品や製品は、Taiga上に保存されるため、必要な時に同じものを再加工（再購入）することができます。

情報入力不要！

資料ダウンロード　>

利用登録・ご質問はこちら

お問い合わせ　>

Taigaで対応可能な板金加工の種類

レーザー加工

レーザー加工とは、高エネルギーのレーザー光を照射して金属板を切断・加工する技術です。高精度なレーザー光を使い、複雑な形状の切断や微細な加工を行うことができます。従来の切削工具を使わず、非接触で加工できるため、歪みやバリが少なく、美しい仕上がりが得られます。また、鉄やアルミ、ステンレスなど幅広い素材に対応できるため、多くの産業で活用されています。

NCベンディング加工

NCベンディング加工とは、数値制御（NC）によって金属板を正確に曲げる技術です。プレスブレーキという機械を使い、金型とプログラムによって角度や形状を自在に制御できます。手作業では難しい高精度な曲げ加工が可能で、繰り返しの加工でも均一な品質を維持できます。自動化が進んだことで生産効率が向上し、精密板金や筐体製造など、多様な分野で利用されています。

板金加工の全工程にワンストップ対応

設計から各種加工、仕上げ、組立まで、板金加工の全工程に対応しています。さらに、完成した部品や製品のデータは、Taiga上に保存されるため、ワンクリックで再購入可能です。

最先端技術と豊富な経験

最新の設備と長年培った技術者のノウハウを活かし、高精度かつ高品質な製造プロセスを一貫してサポートしています。

独自のサービスがより効率的な製造を実現

Taigaでは、より効率的な製造を実現する様々なサービスを提供しています。
まず、「コラボレーション機能」を搭載しており、プロジェクト関係者全員がリアルタイムで図面や契約書を確認・承認できる環境を整備しています。
また、気軽にコミュニケーションが取れるチャットや、2Dや3D図面、見積もり、プロジェクトに関する資料など様々なファイルを１つの場所に集約可能です。
これらのサービスにより、お客様の多様なニーズにお応えし、情報共有を円滑にすることで、検品作業の効率化や返品・手戻りの削減を実現します。

板金加工以外の製造方法にも対応

板金加工だけでなく、CFRP加工、3Dプリンティング、切削加工、射出整形など、様々な製造方法にも対応しています。
お客様の製品に最適な製造方法を複数提案し、外注先を探す手間を削減。迅速な見積もりとスムーズな部品製造を実現します。

利用の流れ

Taigaに登録

弊社担当者より登録フォームをご連絡します。お問い合わせよりご希望の旨をご連絡ください。

データをアップロード

図面データをアップロードし、要件定義を登録してください。

提案が届く

専門技術を持つ複数の企業から技術提案書が届きます。

比較・検討

Taiga内に図面の編集やチャット機能があるので各企業とやり取りをすることができます。

発注・納品

納得した提案内容でTaiga上でそのまま製作発注いただけます。

情報入力不要！

資料ダウンロード　>

利用登録・ご質問はこちら

お問い合わせ　>

よくあるご質問

1 板金加工の費用はどれくらい？ +

板金加工の費用は、以下の要素によって大きく変わります。
使用する金属の種類、板厚、大きさ
加工の複雑さ、加工時間、必要な技術レベル
表面処理の有無
数量
納期
具体的な費用を知るためには、図面や仕様書を基に見積もりを依頼する必要があります。弊社では、お客様のご要望に合わせて、無料でお見積もりをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

2 板金加工のコストダウン方法は？ +

板金加工のコストダウンは主に3つです。まずは設計を工夫しましょう。形状をシンプルに、部品を一体化、標準品を使うことが大切です。加工方法を見直すのも選択肢。レーザー加工など、速くて正確な方法を選んだり、金型を工夫したりしてください。また、ムダをなくすことも重要です。材料は安いものを、在庫は抱えすぎない、不良品は出さないようにしましょう。最初から最後まで、無駄をなくして効率よく作ることを意識すれば、コストダウンに繋がります。

3 板金加工とプレス加工の違いは？ +

板金加工とプレス加工は、どちらも金属板を加工する技術ですが、いくつかの違いがあります。まず加工方法では、板金加工が切断、曲げ、溶接などの工程を組み合わせて、金属板を様々な形状に加工するのに対して、プレス加工ではプレス機と金型を用いて、金属板を圧力で変形させ、目的の形状に加工します。また、使用する工具や加工できる形状、生産性、コスト面でも違いがあります。

Taigaに参画する高度な専門技術者

Taigaは高度な加工技術を持つ企業と連携し、お客様の課題に対して最適な技術提案をお届けしています。ひとつの案件に対して複数の企業から技術提案を受けることができるため、検討の幅が大きく広がります。比較検討する中で、より適した工法やコスト、納期などのバランスを見極めることが可能になり、結果として効率的かつ納得のいく選定が実現します。提案企業は、Taigaを運営する株式会社3D Printing Corporationと長年にわたって信頼関係を築いてきた企業であり、製造業界で確かな実績と経験を持つ企業が揃っています。専門性の高い技術にも柔軟に対応できる体制を整えており、技術調査や発注先選定の手間を大きく省くことができます。